労働・社会保険 : サービス残業で1年間に1,524社を是正指導
残業した従業員に割増賃金を規定通りに支払わない不払い残業(サービス残業)で、2005年度に労働基準監督署から是正指導を受けて100万円以上の未払い残業代を支払った企業が過去最多の1,524社(前年度比87社増)となったことが、厚生労働省のまとめでわかった。未払い総額は232億9,500万円(前年度比約7億円増)で、1社当たりの未払い額は平均1,529万円。対象従業員数は16万7,958人で、従業員1人当たりの未払い残業代は平均14万円だった。