全国社会保険労務士会連合会は、震災で被害を受けた方を対象とした無料電話相談窓口「社労士会 復興支援ほっとライン」を開設した。雇用保険・健康保険・年金に関する相談、従業員への給与支払いなどの相談に無料で応じる。
〔関連リンク〕
無料電話相談窓口「社労士会 復興支援ほっとライン」の開設について
http://www.shakaihokenroumushi.jp/general-person/topics/2011/0331.html
金融庁は、本社・支社・工場が被災するなど、震災の影響により決算作業が困難な企業について、有価証券報告書の提出期限を3カ月延長するなどの特例措置を発表した。政令の改正で対応する。
厚生労働省が2月の「毎月勤労統計調査」の結果を発表し、企業の冬季賞与(全産業ベース・従業員5人以上、昨年11月〜今年1月支払分)が1人当たり平均37万9,292円(前年比0.3%減少)となったことがわかった。
厚生労働省は、震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島の労働局管内の労働基準監督署やハローワークに、労働相談が少なくとも8,000件以上(3月30日時点)寄せられていると発表した。解雇、失業、賃金、休業手当などに関する内容が中心。
厚生労働省の年金記録回復委員会は、「専業主婦年金」の問題に関して、「運用3号」に代わる国民年金法改正による新たな救済策について、大筋で了承したことがわかった。未納期間をカラ期間として扱うこととし、特例納付を実施して過去の保険料を2年以上遡って支払えるようにする内容。
〔関連リンク〕
第3号被保険者不整合記録問題対策特別部会の設置・開催について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000178ic.html
総務省が2011年2月の完全失業率(震災の影響で調査票が一部届かなかった岩手、宮城、福島は除く)を発表し、4.6%(前月比0.3ポイント改善)となったことがわかった。また、厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率は0.62倍(前月比0.01ポイント上昇)となり、10カ月連続で改善した。
厚生労働省は、国民健康保険加入者に占める高齢者(65〜74歳)の割合が、2020年度に約37%となるとする見通しを明らかにした。1988年度は約16%、2009年度は約31%だった。
厚生労働省は、震災被災地においてがれき等の撤去作業を行う作業員に防じんマスクの着用を促すよう、建設業関係8団体に要請した。アスベスト(石綿)を含む粉じん対策のため。
厚生労働省は、震災の被災者がハローワークを通じて就職活動を行う場合、活動に必要な費用(遠隔地で面接を受ける場合の交通費・宿泊費、就職に伴う引越し代など)を支給することを明らかにした。
コマーシャライザーを使って、國本社労士事務所のCM(?)を作りました→http://cmizer.com/movie/133074
厚生労働省・文部科学省は、震災の影響で就職内定者の内定取消しが発生するおそれがあるとして、日本経団連など主要経済団体・業界団体(計258団体)に対し、被災した学生への支援などを行うよう要請を行った。
総務省は、震災により身分証明書(運転免許証や健康保険証など)をなくした被災者に対し、生年月日などを口頭で示すことなどにより住民票を発行する方針を決定し、各自治体に通知を行った。
大手の総合商社・電機・鉄鋼などの各社は、震災の影響を考慮し、2012年春入社の新卒採用の選考時期を延期する方針を相次いで示した。当初はいずれも2011年4月1日以降に開始する予定だったが、5月〜6月以降に遅らせる。
厚生労働省・文部科学省は、今春卒業予定の大学生の就職内定率(2月1日時点)が77.4%(前年同期比2.6ポイント減)だったと発表した。調査開始の1999年度以降、過去最低となった。
厚生労働省は、地震により自宅の全壊など著しい財産の損害や収入の減少を被った人について、介護サービス利用料の支払いを5月分まで猶予する方針を明らかにした。